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【2020年10月】個人融資渉外3級の合格攻略ポイントと勉強時間【難易度,過去問,解答速報】

銀行業務検定 個人融資渉外3級を受験する予定の方へ。
マイナーな科目でどんな試験なのか情報が少なくて困っている。

どんな勉強法をすれば合格できるのか知りたい。

 

そんな疑問にお答えします。

 

個人融資渉外3級の合格ポイント

個人融資渉外3級の概要

 

試験時間

180分

出題形式

五答択一式

事例付五答択一式

記述式

構成

(1)基本知識  70点

   五答択一式 15問

   事例付五答択一式 10事例20問

(2)技能応用  30点

   記述式   3題6問

合格基準

60%以上

 

個人の融資渉外業務の総合的な知識を問う試験となっています。

法務・財務・税務などの基本的な知識に加え、融資に関する知識が問われるものとなっています。

試験は年に1回行われています。

 

個人融資渉外3級の合格率と難易度

 

過去3年間の合格率は以下の通りです。

 

 

合格率

第140回

44.83%

第137回

32.73%

第134回

38.70%

ー参考:銀行業務検定機関紙No.317,No.312,No134

個人融資渉外3級の合格率は平均して30%台後半といったところです。

法務・税務・財務などの3級試験が合格率30%前半台なのに比べて、比較的高い合格率だと言えそうです。

その理由は、法務・税務・財務などは、実務経験の少ない新入社員が受験するのに比べて、個人融資渉外3級は実務に触れたことがある受験者が受験するため、比較的高い合格率なのではないかと考えられます。難易度は中級。

 

3級試験には珍しく記述式の解答があることも特徴です。

以下で詳しく解説しますが、記述式の問題の正答率もそれほど低くありません。
計算の必要な問題もありますが過去問題を確実に学習すれば難しくないと言えます。

 

 

[box class=”red_box” title=”注意”]

これはあくまでも個人の予想ですが、直近の合格率が平均以上である場合は次回の問題が難しくなる傾向にあります。

問題のレベルがあがるのではなく、これまで定番のテーマ以外にもあまり出題頻度の高くない問題が多数出る可能性が高くなると予想します。

前回の合格率が高い場合は、逆に注意が必要です。

[/box]

 

個人融資渉外3級の過去の問題分析(正解率30%以下)

 

過去3回分の中で正解率が30%以下になった問題か以下の通りです。

 

五答択一式、事例付五答択一式

第140回

第137回

第134回

2017年度民間住宅ローンの貸出動向調査結果

   

債務の消滅時効の中断

   

事業継承

   

被相続人の居住用財産に係る譲渡所得の特別控除の特例

   

延べ床面積の最大値

   

青色申告者の一般的なメリット

   

不動産に関する知識

 

 

担保土地上の建物の法定地上権

 

 

時効管理

 

 

居住用財産の買換え等の場合の譲渡損失の取扱い

 

 

居住用財産の買換え等の場合の譲渡損失額等の計算

 

 

個人事業者の運転資金

 

 

課税遺産総額の計算

 

 

財形住宅融資制度

   

抵当権の実行(競売の申立て)、担保処分

   

相続アドバイス

   

ー参考:銀行業務検定機関紙No.317,No.312,No134

用語解説(一部)

〈債務の消滅時効の中断〉

債権の消滅時効は10年間と決まっている

時効が成立すると債権が回収することができなくなるため中断する手続きが取られる。中断事由は、①裁判上の請求②差押え・仮差押えまたは仮処分③債務の承認がある。

ー参考:松谷司法書士事務所

 

〈延べ床面積の最大値〉

土地の面積×容積率

 

〈財形住宅融資制度〉

財形貯蓄を行っている勤労者に対し、財形貯蓄残高に応じて住宅資金(建設、購入、改良)を融資する制度です。独立行政法人勤労者退職金共済機構が事業主などを通じて行う転貸融資、公務員に対してその共済組合が行う直接融資、また、これらの融資を受けることができない勤労者に対して、独立行政法人住宅金融支援機構および沖縄振興開発金融公庫が行う直接融資があります。

ー引用:知るぽると




記述式の問題は30%以下となった問題はありませんでした。
記述式の中で特に正解率の低かった問題は以下の通りです。



記述式

第140回

第137回

第134回

賃貸マンション建築アドバイス

   

賃貸マンション建築と資金収支

 

 

増加運転資金の融資申込に対する留意点

   

ー参考:銀行業務検定機関紙No.317,No.312,No134

用語解説(一部)

〈アパートローン〉

アパートローンとは、一般的にアパートやマンションなどを、投資用等の自己の居住以外の目的で購入・建築する際に利用できるローンを指します。集合住宅を一棟まるごと購入する際にも、一室(区分所有権)だけ購入する際にも利用することができます。

購入資金以外にも、アパート・マンションの建築資金、リフォーム資金、現在所有しているアパート等の底地買取資金、以前に借り入れたアパートローンの借り換え資金などとしても利用することができるなど幅広い用途に使えるローンです。基本的には、満20歳以上の個人が融資対象ですが、(実質的に個人とみなすことができるなど)条件次第では不動産管理会社が利用することもできます。銀行・信託銀行・信用金庫・JAバンク・ノンバンクなど数多くの金融機関が取り扱っています。

ー引用:生和コーポレーション



記述式の問題では、アパートローンに関する問題が頻出している印象です。

近年特に話題になっている問題が出題されていますので、時事的な傾向も抑えながら出題される問題を予想する必要がありますね

 

制度改正などがあったり、時事的な要素も含む問題が多数ありました。

新たな知識も理解し、応用することが求められてきます。




個人融資渉外3級のおすすめテキスト

 

テキストは経済法令研究会より出版されている問題解説集があります。

 

個人融資渉外3級には公式テキストはありません。

過去問のみで十分合格ができるということですね。

しかしどうしても詳しく学習したい、応用力をつけたいという方には関連する書籍も載せておきます。

 

 

個人融資渉外3級の試験は比較的マイナーなため、書店でも取り扱いがないところが多いです。

また試験直前になるとAmazonなどでは高値で転売されているのをよく見かけますので出来るだけ早くテキストを購入することをおすすめします。

個人融資渉外3級の勉強方法と勉強時間

勉強方法

個人融資渉外3級は過去問題を十分に学習すれば合格できる試験です。

問題解説集には過去4回分が収録されていますのですべて学習するのが好ましいです。

直近分は、力試しにとっておき、3回分をまずは3周して理解度を深めましょう。

最終的に、直近分は時間配分に注意しながら解いて見ましょう。

記述問題や見直しの時間なども十分に確保できるように時間を意識しましょう。

 

計算問題もありますので、しっかり公式を理解し臨みましょう。

法令等が変更になっている場合もありますので、過年度分を解く際には注意が必要です。

 

勉強時間

 

 試験時間     見直し  
3h(180min) +  1h × 3周 × 4回分 = 48h

 

1日2時間勉強すると仮定して

24日必要となります。

約1ヶ月ほど勉強時間を確保しましょう。

 

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個人融資渉外3級の解答速報

試験後すぐに解答を確認したい場合は、こちらのサイトがおすすめです。

こちらのサイトは、受験者の投票によって解答が多数決で分かる仕組みとなっています。

試験終了後は、サーバーが繋がりにくくなりますが、少し時間を置いて確認することをおすすめします。

確実な正答ではありませんが、合格ラインの目安に活用してください。

きじねこ

ぜひ、参考程度に活用ください

銀行業務検定試験の合否通知は、試験後1ヵ月以降に郵送にて通知されます。

また、3日後の17:00〜経済法令研究会にて正答発表が行われます。

きじねこ

確実な正答は、3日後!

 

 

 

個人融資渉外3級に合格したら次に受けるべき試験

 

個人融資渉外3級には上位級はありません。

融資でおすすめなのは新設された事業性評価3級です。

また、個人から次は法人業務を担う可能性のある方は、法人融資渉外3級もありますのでそちらもおすすめです。

 

預かり資産部門では、2019年10月より預かり資産アドバイザーが新設されていますので挑戦してみてはいかがでしょうか?




さいごまでお読みいただきありがとうございました。

一人でも多くの方が合格しますように。