証券外務員一種試験まで時間がない
どんなスケジュールで勉強すればいいの?
効果的な暗記方法が知りたい!
これまで金融系資格を40科目以上分析し、証券外務員一種を保有している私きじねこ(@kijineko55com)が
あなたのために2週間で合格する方法を解説します!
ここだけの話、“○時間で合格!”“1日で合格!”とか正直ありえません!
もしそれが本当ならその人って絶対、金融系の勉強をすでにかなりしている人です。
ふつうのひとなら無理です。
だって正直、結構難しい試験だと思うからです。
だからこそ、
「ただの大学生」
「ただの新入行員」
「ふつうの私」
があなたが確実に合格できる方法を教えます。
時間がないけど合格したい人に見て欲しい

こちらの記事は
試験まで時間がない!
出来るだけ最短で合格したい!
そんななんだか追い込まれているあなたのために超効率的な勉強方法を公開します。
証券外務員試験は、暗記科目なので
- 基礎知識がどれだけあるか
- どれだけ短期的に集中できるか
少ない学習期間で合格するためには個人の実力によるところも大きいです。
試験まで2週間しかないため合格点ギリギリの合格を狙うことになると思います。
「ギリギリでも合格したい=合格するかどうかは紙一重」
という勉強法ですので、どんな結果になろうと保証はできませんのでご容赦ください。
しかし、これまでいかに効率的に勉強したら試験を突破できるのか考えてきました。
この記事を読んだ「出来るだけ多くの方」が合格できる方法をまとめましたので参考にしてください。
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証券外務員一種の概要

証券外務員一種の概要については、こちらで詳しくまとめていますので、参考にしてください。

二種にすでに合格した人は、できるだけすぐに一種を受験してください。
期間をあけずに学習することで、二種での学習期間を活かすことができます。
二種の試験からあいだをあけずに一種の受験をすることが最短合格への近道!
証券外務員一種に最適なテキストは「うかる!シリーズ」問題集

私が証券外務員一種に合格したときに使っていた参考書は「うかる!シリーズ」の必修問題集のみです。
「うかる!シリーズ」の問題集は問題・解説のレベルと問題量がとてもバランスがよく一番おすすめできる問題集です。

うかる!シリーズにはテキストもあり、私も受験の際には一応購入しましたがほぼ使用しなかったので必修問題集のみで十分です。
ここでは、問題集だけを使った2週間で合格できる勉強法を紹介します。
【2週間】最短スケジュール

証券外務員一種に2週間で合格するためにスケジュールは以下の通りです。

- 計算問題はあとから集中して暗記
- 全18章を4つに区切って学習
- 短期記憶を長期記憶にする反復学習
- 記号・頭文字などで簡略的に覚える
効率を重視したスケジュールの学習ポイントについて深掘りします。
2週間を5つのステージで分けるよ!
計算問題はさいごに
計算問題を制するものが、証券外務員試験を制すると言っていいほど重要です。
いちばん重要だからこそ、計算問題は、問題演習に慣れてきた後半に集中して暗記しましょう。
*ちなみに計算問題を捨てるという考えは論外です!

計算問題は
- 4択問題に多い
- 選択肢が数値である
という特徴があります。
計算問題以外に分類されるものとは、例えば
- 回転期間など計算式を用いる問題でも、解答が正誤(○×)で答えられるもの
は文章問題としています。
複雑な計算問題をあとまわしにするメリットは
- 文章問題はリズムよく効率的に学習できる
- 計算問題のパターンをまとめておぼえることができる
時間がないため、効率的に進めるために計算問題はあとまわしにしましょう!
学習の初期段階では問題の分類に悩むかもしれません。
あまり考えすぎずに、とりあえずは解いてみるというスタンスでいいです。
演習をこなすうちに、この問題は計算問題のパターンだとわかるようになります。
「時間がかかりそうだな」と思うものは後回しにするテクニック
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STEP1:全18章を4日間で学習
- 問題の全体像をつかむ
- よく間違う問題をみつける
- 反復学習で集中力UP
- キーワードで記憶を明確化
「一種ってこんな問題がでる試験なんだな」って知るために、4日間で一気に勉強しちゃう!
1.問題の全体像をつかむ
初めて問題集を開き勉強をはじめるときは、解答を自分で考えることはしません。
すぐに解答を見て、正確な内容を記憶します。

ここでは、
- 時間をかけずに問題の内容や傾向などを確認すること
- とりあえず問題の全体像を掴むこと
に注力してください。
ポイントは深く考えずさらっと全体を通ることです。
さらっといっても、思考停止で流し読みするというわけではなく
あくまでも深く考え込まない(時間をかけすぎない)ということです。
問題数をこなすことで、問題の出題形式や内容などにも慣れてきます。
特にはじめのうちは時間が掛かかりすぎることを防ぐための方法です。
2.よく間違う問題をみつける
2度目は、問題を読み自分で解答を考えます。
ここで1回目ですでに記憶した解答・解説がどれだけ定着しているのかを確認します。

おそらく1〜2割程度の正解率かもしれませんが、
改めて解説を確認して「ああ、そうだったなあ」と記憶を呼び起こすことがポイントです。
そして、ここではじめて間違った問題にチェックをつけます。
問題の横にチェック欄がありますので活用してください。
また、問題文のキーワードになりそうな語句に印をつけます。(POINT4に後述)
*計算問題に分類したものは、あとでまとめて学習できるようにわかりやすく目印をつけておきましょう。
間違った問題にチェックをつけたり、キーワードに印をつけながら学習する方法で最低3周は繰り返します。
3.反復学習で集中力UP
はじめのころは4〜5章のまとまった問題数を終わらせることが大変に感じると思います。
そのため、1章ずつ(100問ずつ)など小単位で区切って反復学習に取り組むことで集中力を維持させることができます。

図のように、1章→2章と解いた後、1章に戻ってどれだけ覚えているのか確認し、新しい3章に取り掛かる。
そのあと、2章にまた戻って確認。
という様に、新しいことを覚えたら過去の記憶を確認するために振り返ることが暗記するために効率的です。
出来るだけ短時間の間に振り返ることもポイントです。
反復学習のメリットは
- 短期記憶を反復により長期記憶にすることができること
- 正しい解答を増やすことでやる気や達成感が得やすくなること
4.キーワードで記憶を明確化
問題のキーワードとなる語句に鉛筆で印をつけましょう。

キーワードに印をつけた部分から解答を呼び起こせるように関連づけて暗記するようにしましょう。
繰り返し間違う問題にはさらに追加で注意すべき点に目印をつけてより明確にします。
- はじめは、覚えようとしない!
- 小さく区切って、繰り返す!
- 3回反復して、キーワードでおぼえる!
STEP2:新規・復習を繰り返しながら学習をすすめる
STEP1の方法で、4日間で全18章を進めます。
合わせて2日目以降は、前日以前に学習した章を復習します。

睡眠を取ることで、頭の中の記憶は整理されると言われています。
前日に覚えた問題がどれだけ定着しているか確かめるために、必ず復習を合わせて行いましょう。
3日目、4日目となると問題数が多くなりますが、全ての問題を解きましょう。
だんだん回数を重ねて行くうちに初日に解いた問題などは、サクサクと進めるようになると思います。
また、解く必要のないほど自信のある問題は問題番号自体にバツをつけてスキップしてもOKです。
- きのう覚えたことを、ふりかえる
- 4日間で、問題集を1冊!
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STEP3:全章を復習し、苦手な問題はカンニングペーパーをつくる
【4日目〜7日目】
- 計算問題を除くすべての問題を毎日繰り返し暗記する
【8日目〜14日目】
- 問題集の全ての問題を暗記する

できるだけ毎日問題に触れることで記憶は定着します。
はじめのうちは大変ですが、積み重ねることで、前日よりも短時間ですすむことができるようになります。
- 3つチェックがついているものだけを解いていく(数の指定は自由)
- 自信があると飛ばしていた問題のみを解いていく
- 自分が苦手とする章のみを優先的に解いていく
できるだけ章単位で、反復しながら暗記していきましょう。
これまで印をつけてきた問題文のキーワードから解答を思い出せるように関連付けて暗記していきましょう。
どうしてもおぼえられない問題は、カンニングペーパーをつくる

え?
試験中にカンニングしろってこと?
それは、ぜったいダメ!!
ここまでで、3〜5周ほど問題を解いていると思います。
しかしどうしても覚えられない問題が出てくると思います。
勉強大好き芸人オリラジの中田さんが、こんなことを言ってたよ!
もちろん試験直前に破り捨てる!(意訳)
つまり自分だけの参考書をつくれ!ってこと
*カンニングペーパーは破り捨てなくてもいいですが、実際の試験では当然持ち込み禁止です
どうしても暗記できない問題や要点を、ノートにまとめましょう。
試験直前はもちろん、通勤時間や寝る前などのスキマ時間で活用することができます。
解説ポイントで書かれていることでもいいですし、自分なりの言葉でも構いません。
綺麗にまとめる必要はありません。簡潔に、わかりやすく。
このノートを試験時間1時間前には見直しとして使います。
あせって試験直前にたくさんのことが書いてあるテキストを開くよりも、苦手とする問題を瞬時に見直すことができます。
自分だけの弱点ポイントになりますのでかなりおすすめです。
- 試験前日まで毎日、すべての問題を演習する
- 自分だけのカンニングペーパーは必須
STEP4:計算問題はラクしておぼえる
計算問題はマジメに覚えてたら、いくらあっても時間がたりない!
学習開始から8日目で初めて計算問題の学習に突入します。
2日間は計算問題を優先的に学習しましょう。
つまりそれまでは、計算問題以外の学習のみに集中します。

8日目の時点で、計算問題以外の問題は6割以上は暗記できていることが好ましいです。
計算問題は、真面目にコツコツと覚えていたら正直2週間という学習期間では時間が足りません。
そのため、効率的に計算式を覚える必要があります。
計算問題の攻略法については、この記事で紹介したかったのですが、あまりにも詳しく書きすぎてしまったので別記事にて紹介します。

文系出身のあなた、数学が苦手というあなたは、必ずこの記事を読んで、超効率的な暗記法で学習してください。
- 計算問題は、2日間で一気に暗記
- 計算攻略なくして合格なし!
STEP5:模擬テストで合格ラインを超えてなくても大丈夫
【12日目】
- 巻末の模擬テストにチャレンジ
できれば、6〜7割以上の得点であればいいのですが。
そうでない場合もまだ残り3日あるので諦めないでください。
まだまだ大丈夫!
あと3日もある!
いかに追い込めるかが勝負!!
模擬テストも完璧に暗記できるよう繰り返します。
また模擬テストでも
- 間違えた問題のチェック
- キーワードに印
- 必要があればノートにまとめる
あせらずに、自分だけのカンニングペーパーを作り上げていこう!
- 模擬テストで、7割なくてもあきらめない!
- キーワード暗記とノートを確実に積み上げる
試験当日にはテキストを見ない
試験当日に見直すものは、自分がこれまでまとめてきたカンニングペーパー(ノート)のみ!
極端かもしれませんが、試験当日には問題を改めて解く必要はないと思います。
「あれも、これも」といろんな問題をチェックしたくなるかもしれません。
しかし、焦ってしまうとこれまでの記憶がごちゃまぜになってしまったり、「こんな問題も間違えてしまった」と自信を喪失してしまいかねません。
なので、やることはひとつ。
「これまで自分まとめてきたノートのみを見直す」
- ノートを振り返る
- キーワードで答えをイメージできるか
いままでの自分の記憶を明確化することだけに集中しましょう。
合格報告まってます
以上が、私がこれまで何十科目も試験を受けてきて一番効率的だと考え実践している学習法です。
超短期的な学習法なので、かなり苦労はするかもしれません。
証券外務員一種は、知識や経験がない中で、でも取らなければならない試験で私もかなり苦しんだ試験です。
「絶対取らないといけない試験」
だからこそ、
「できるだけ短期間で取って欲しい」
という思いで、記事を書きました。
もし、あなたがこの記事で合格することができたなら、ぜひ合格報告していただければ嬉しいです。
ぜひ、きじねこ(@kijineko55com)に合格報告してね!
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