
銀行業務検定 デリバティブ3級を受験する方へ
銀行業務検定 23系統 36種目 全種目を分析してきたわたしが、そんなあなたの疑問にお答えします。
デリバティブ3級の合格攻略ポイント

デリバティブ3級の概要
対象:渉外・営業担当者
内容:デリバティブ取引の基本的な実務知識について
試験実施:年1回(6月)
新型コロナウイルスの影響により中止・延期になっていた試験は、2020年10月に特別実施される予定です。
詳しくは→【重要】第146回銀行業務検定試験、第50回コンプライアンス・オフィサー認定試験【2020年6月7日(日)】中止のお知らせ(「10月特別実施」のお知らせ)|銀行業務検定協会
デリバティブ3級の合格率と難易度
デリバティブ3級の過去3回の受験者数と合格率は以下の通りです。
(2020年6月の試験は新型コロナウイルスの影響により中止されました。)
毎回500名程度の方が受験する、小規模の試験です。
合格率は平均34%程度で、難易度は上級レベルです。
択一式の試験ですが、制度や仕組み、計算問題や時事問題など幅広く出題されることから難度も比較的高い試験です。
受験者の平均年齢は32歳。中堅行員の受験者が多いようです。

銀行業務検定でも、受験者の少ないマイナー試験。
基礎知識のある受験者が多く、合格率が高いのでは?難易度は比較的高いので要注意!
デリバティブ3級の口コミ
受験者の少ない試験のため、あまり口コミがみられませんでした。
過去の出題例を参考に、しっかり対策をして臨みましょう。

専門的な分野の試験なので、受験者は少ないが知識をさらに深められる試験
デリバティブ3級の過去問分析
過去3回の出題問題のうち、特に正解率が特に低かった問題は、以下の通りです。
デリバティブ3級は、基本的には過去に出題された問題に類似する問題が出題されているようです。
しかしながら、定番テーマであっても、文章問題から計算問題に変更されるなど問題の切り口が異なる場合や選択肢が異なるなどの理由で正解率が下がってしまったようです。
出題傾向を把握し、学習することで効率的な学習を目指しましょう。

過去問の演習で対策は十分だが、さまざまな出題パターンに備えて学習することが大事!
デリバティブ3級のおすすめテキスト

最短合格を目指すなら、問題解説集を中心に集中して取り組むべし
新型コロナウイルスにより、中止になった6月のテキストが10月試験に対応しています。
詳しくは→【重要】第146回銀行業務検定試験、第50回コンプライアンス・オフィサー認定試験【2020年6月7日(日)】中止のお知らせ(「10月特別実施」のお知らせ)|銀行業務検定協会
2020年10月試験用テキストは発売されていないのでご注意ください。
デリバティブ3級は、新テーマや時事テーマ、計算問題など幅広い出題が特徴です。
これらに対応するためには公式テキストの活用が必須です。
試験直前になると書店では品薄になったり、ネットでは超高値で転売されてしまうので早めの購入をおすすめします。
メルカリなどで、中古テキストなどもありますが、できればテキストは最新版をおすすめします。
なぜなら私自身、古いテキストを使って直近の出題傾向の変更に対応できずに不合格になってしまったことがあるからです。
テキスト代+受験料+学習時間を無駄にしないためにも、最新版で勉強することをおすすめします。

最新テキストで、一発合格!
デリバティブ3級の勉強方法と勉強時間

銀行業務検定試験ならではの効率的な勉強法についてここでは詳しく説明します。
あくまでも試験まで時間がない人のための、勉強法です。
勉強方法
- 問題解説集を3周以上
- 類題のみを解いて定番テーマの理解を深める
- まちがった問題はノートにまとめる
- 計算問題の暗記は必須

くわしくは、銀行業務検定のための効率のいい勉強法【注意点とコツを解説】を参照!

まずは公式テキストを一読してから、新テーマや時事テーマ対策をしよう!
あとは、問題解説集で実践的に演習を!
勉強時間
デリバティブ3級
勉強時間の目安は2週間
多岐にわたる出題が特徴の試験です。
また、証券外務員などで多少の知識はあるかもしれませんがより専門的な知識を問われる試験ですので対策は十分にすることが好ましいでしょう。
試験対策であれば、短期決戦で暗記に臨むことをおすすめします。

法人渉外にも役立つ試験。
スケジュールは、余裕を持って立てよう。
デリバティブ3級の解答速報
試験後すぐに解答を確認したい場合は、こちらのサイトがおすすめです。
こちらのサイトは、受験者の投票によって解答が多数決で分かる仕組みとなっています。
試験終了後は、サーバーが繋がりにくくなりますが、少し時間を置いて確認することをおすすめします。
確実な正答ではありませんが、合格ラインの目安に活用してください。

ぜひ、参考程度に活用ください
銀行業務検定試験の合否通知は、試験後1ヵ月以降に郵送にて通知されます。
また、3日後の17:00〜経済法令研究会にて正答発表が行われます。

確実な正答は、3日後!
デリバティブ3級の次に受けるべき試験は?
デリバティブ3級に類似する試験として、金融経済3級や金融商品取引3級などがあります。
法人融資渉外担当者におすすめの試験は、法人融資渉外2級・事業性評価3級・事業承継アドバイザー3級などがあります。
いまは、新設された試験で金融AMLオフィサー[実践]を受験する方が多いです。
まだ取得されていない方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
- 合格率は34%程度、難易度は上級レベル
- 法人渉外に役立つ幅広いテーマや計算問題の出題などが特徴
- 公式テキストでの対策も必要となるため余裕をもった学習スケジュールを
次の記事>>法務2級の合格攻略ポイントと勉強時間【難易度,過去問,解答速報】
デリバティブ3級の勉強方法や過去の問題を知りたい!
できれば効率のいい勉強をして最短で合格したい!