銀行業務検定

【2020年10月】信託実務3級の合格攻略ポイントと勉強時間【難易度,過去問,解答速報】

銀行業務検定 信託実務3級を受験する方へ

信託実務ってどんな試験?情報が少なくて困っている。

どれぐらいの勉強時間で合格できるの?

 

これまで銀行業務検定試験を15科目以上分析してきた私が
そんな疑問にお答えします。

 

信託実務3級の合格攻略ポイント

信託実務3級の概要



試験時間

150分

出題形式

五答択一式 50問(各2点)

科目構成

  1. 信託の基礎        15問
  2. 定型的な金銭の信託    5問
  3. 従業員福祉に関する信託  7問
  4. 証券に関する信託     8問
  5. 資産流動化に関する信託  4問
  6. 動産・不動産に関する信託 4問
  7. その他の信託・併営業務  7問

合格基準

60%以上

試験頻度

年1回

その他の級

なし

経済法令研究会より一部抜粋

 

信託業務担当者に必要とされる基本的な実務知識についての試験です。

特に信託銀行の行員の受験者が多いです。

しかし近年では銀行などでも信託業務を請け負うことも増えてきています。

今後は信託銀行員以外の受験者も増えていくことが予想されます。



信託実務3級の合格率と難易度

 

過去3回分の受験者数と合格率は以下の通りです。

 

 

受験者数

合格率

第140回

4,548名

34.61%

第137回

4,222名

47.42%

第134回

4,286名

38.73%

ー参考:銀行業務検定スコープNo.317,No.312,No.134

毎年4,000名以上が受験する中規模の試験です。

合格率は、平均40%台です。
上位級はありませんが、合格率は比較的高めです。

他の3級の試験も30%台後半程度の合格率ですので、
難易度は中級レベルです。

 

信託実務3級受験者の口コミ

やはり受験者が少ない分、Twitterでの口コミも少なかったですね。

なかなか情報が集まらないと勉強する上で不安になりますが、
次に過去問の分析を行いますのでどんな問題が出題されるか参考にしてみてください。

 

信託実務3級の過去問分析

過去問題で正解率が30%以下になった問題をピックアップします。

問題解答のポイントも付随させますので、学習の参考にしてみてください。

(実際の解答解説とは異なりますのでご了承ください)

 

・信託の歴史

 

・受益者代理人

 

・確定拠出年金制度(第140回、第137回)

   企業型年金と個人型年金(iDeCo)

   特に個人型年金は近年制度変更があったため、限度額や仕組みなどを
   要確認!

 

・受託者の忠実義務

 

・受益者代理人

 

・確定給付企業年金制度

   確定給付企業年金と確定拠出年金の違いをおさえる

   確定給付企業年金:給付額を決定→企業が運用

 

・年金税制(第137回、第134回)

 

・財産形成信託(一般財形信託)

   給料から天引きで積立をし、貯蓄を行うもの

   ・一般財形信託:お金の使い道に取り決めがないもの

   ・財産形成住宅貯蓄:住宅取得やリフォームが目的

   ・財産形成年金信託:老後の年金の受け取りが目的

 

・有価証券に運用する信託の税制

 

・信託に関する法律

 

・目的信託

   目的信託の存続期間→20年を超えることができない

 

・有価証券の信託

 

・手形債権信託の仕組み

 

・特定公益信託

公益信託のうち、信託終了時の財産の帰属、財産の種類・運用方法などいくつかの要件を満たすものとして主務大臣の証明を受けたものをいい、法人がこの特定公益信託の財産とするため支出した金銭については、一般寄付金として、損金算入限度額の範囲内で損金算入が認められる(法人税法37条5項)。

Weblio辞書

 

ー参考:銀行業務検定スコープNo.317,No.312,No.134

特に〈従業員福祉に関する信託〉分野の正解率が低いことがわかりました。

近年では、年金制度や個人の確定拠出年金などの制度が充実したり変更点も多いためしっかり学習することが必須と言えそうです。

 

信託実務3級のおすすめテキスト

信託実務3級には問題解説集が銀行業務検定協会より出版されています。

また関連書籍として「四訂 信託の基礎」も出版されています。

歴史や仕組み税務取扱いまで解説されていますので詳しい基礎知識を学びたい人は参考にしてみてください。

しかし、2016年発行ですので注意が必要です。
最新の税制を抑えたい場合には通信講座もあります。

 

信託実務3級の勉強方法と勉強時間

勉強方法

 

上記でおすすめテキストを紹介しましたが、
問題解説集のみの学習で十分に合格を狙うことができます

問題解説集には過去4回分が掲載されています。

過去問を解くことで、出題傾向の把握をしましょう。

 

過去問を最低3周して、苦手な問題を克服しましょう。

特に年金制度等は近年改正等がありますので、
直近年度の問題を重視しながら学習することを念頭においてください。

過去問で不足する場合は、自分でインターネットなどで検索して知識を増やしておくことも必要です。

 

出題科目は7科目ありますが、ほぼまんべんなく出題されていますので
できるだけ「捨てる」分野がないように取り組みましょう。

 

直近の問題は事前に学習せずに、最後に実力試しで、試験さながら取り組むことをおすすめします。

試験時間は150分で50問の解答量ですので、時間が足りなくなる試験ではないと思いますが見直しの時間を確保する時間配分が必要です。

時間配分に気をつけながら力試しをしましょう。

 

基本的なことですが、マークシート形式ですので転記ミスのないように気をつけましょう。



勉強時間

 

信託実務3級の合格に必要な勉強時間を概算します。

 

 試験時間     見直し  過去問題 

150分(2.5時間) + 1時間 × 4回分  × 3周 = 42時間

 

1日2時間学習すると仮定して

 

42時間 ÷ 2時間 = 21日間

 

最低約1ヶ月ほどが必要な勉強時間

暗記系科目になりますので、自分の実力に応じて前もってテキストを一読してから十分に勉強時間を確保することを心がけてください。

 

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信託実務3級の解答速報

試験後すぐに解答を確認したい場合は、こちらのサイトがおすすめです。

こちらのサイトは、受験者の投票によって解答が多数決で分かる仕組みとなっています。

試験終了後は、サーバーが繋がりにくくなりますが、少し時間を置いて確認することをおすすめします。

確実な正答ではありませんが、合格ラインの目安に活用してください。

きじねこ

ぜひ、参考程度に活用ください

銀行業務検定試験の合否通知は、試験後1ヵ月以降に郵送にて通知されます。

また、3日後の17:00〜経済法令研究会にて正答発表が行われます。

きじねこ

確実な正答は、3日後!

 

信託実務3級の次に受けるべき試験は?

 

信託実務3級には上位級はありません。

信託銀行員が受験することが多いことから、証券3級などもおすすめです。

また新設された金融AMLオフィサーや金融コンプライアンス・オフィサーなどコンプライアンスの知識を深めてみてはいかがでしょうか?

 

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まとめ

[box class=”green_box” title=”POINT“]

  • 合格率は40%程度で難易度は中級
  • 年金や税制などは最新情報をしっかり確認すること
    (最も間違いが多い問題)
  • テキストは問題解説集のみでOK
  • 最低勉強期間は1ヶ月

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。

参考になれば幸いです。