AMLオフィサーってどんな試験?
どんな問題が出題されるの?
合格率はどれくらい?
みんなの口コミが知りたい!
金融AMLオフィサー[基本]を受験する方へ
銀行業務検定 23系統 36種目 全種目を分析してきたわたしが、そんなあなたの疑問にお答えします。
金融AMLオフィサー[基本]の合格攻略ポイント

概要
対象 | 営業店の一般行職員、パート職員 |
内容 | マネー・ローンダリングの基礎知識について |
試験時間 | 90分 |
出題形式 | 三答択一マークシート式 50問(各2点) |
科目構成 | マネー・ローンダリングの基礎知識/マネー・ローンダリングと取引時確認/マネー・ローンダリングと疑わしい取引の届出制度/マネー・ローンダリングとリスクベース・アプローチ |
合格基準 | 70%以上 |
試験実施 | 年1回(10月) |
関連科目 | ・金融コンプライアンス・オフィサー1級 ・金融コンプライアンス・オフィサー2級 ・保険コンプライアンス・オフィサー2級 ・JAコンプライアンス3級 ・金融個人情報保護オフィサー2級 ・金融AMLオフィサー[実践] |
合格率と難易度
金融AMLオフィサー[基本]の過去の受験者数と合格率は以下の通りです。
受験者数 | 合格率 | |
---|---|---|
2023/6 (第59回) | 1,964名 | 66.29% |
2023/3 (第58回) | 1,893名 | 66.56% |
2022/10 (第57回) | 2,241名 | 75.64% |
2021/10 (第54回) | 1,546名 | 75.16% |
2021/6 (第53回) | 1,464名 | 83.47% |
平均合格率 | 73.42% |
中規模な試験で、難易度は初級レベルです。
受験者の平均年齢は37歳で、中堅行職員の受験が多いようです。
2018年より開始されたあたらしい試験科目です。
登場とともに、全行員に取得が義務付けられたため新入行員から管理職まで幅広い年代の方が受験しています。
口コミ
新設した試験のためか、あまり口コミは見られませんでした。
口コミによると、過去問で十分対策ができた方や、高得点で合格できた方などがいました。
初級レベルの試験ですが、まだ試験回数も少ないため、傾向が掴めないところがあります。
油断することなく試験に望んで欲しいと思います。
まだ試験回数が少ないため、過去問から傾向がつかみにくいかも。。
過去問分析
どんな問題が出題されるの?
過去の出題問題のうち、正解率が30%以下と特に低かった問題をまとめました。
試験日 | |
---|---|
2023/6 (第59回) | ー |
2023/3 (第58回) | 特定取引・特定業務 資産及び収入の状況の確認 |
2022/10 (第57回) | マネロン等関係法令 本人確認書類 外国PEPs |
全体的に特に正解率の低い問題は少ないようです。
出版されているテキストをしっかり学習すれば、対応できるのではないかと予想されます。
過去問の演習で対策は十分だが、さまざまな出題パターンに備えて基本的な制度をよく理解することが大事!
金融AMLオフィサー[基本]のおすすめテキスト
最短合格を目指すなら、問題解説集のみに集中して取り組むべし
また実務に即した学習をしたい方は、関連図書を参考にしましょう。
試験直前になると書店では品薄になったり、ネットでは超高値で転売されてしまうので早めの購入をおすすめします。
またメーカー取り寄せになると時間がかかるので注意してください。
かならずテキストは最新版を買ってください。
なぜなら私自身、古いテキストを使って直近の出題傾向の変更に対応できずに不合格になってしまったことがあるからです。
テキスト代+受験料代を無駄にしないためにも、最新版で勉強することをおすすめします。
最新テキストで、一発合格!
金融AMLオフィサー[基本]の勉強方法と勉強時間

試験まで時間がないひとへ、合格するための効率的な勉強法のポイントを解説します!
勉強方法
- 問題解説集を3周以上
- 類題のみを解いて定番テーマの理解を深める
- まちがった問題はノートにまとめる
くわしくは、銀行業務検定のための効率のいい勉強法【注意点とコツを解説】を参照!

対策問題集を3周以上繰り返し、9割以上の正解を目標に!
勉強時間
金融AMLオフィサー[基本]
勉強時間の目安は3日
金融機関に勤めている人ならば、基本となる知識の試験です。
実務経験の浅い人は、用語等の暗記に苦戦する可能性も。
上位級である金融AMLオフィサー[実践]のステップとして、基本をしっかり学びましょう!
のこりの時間を有効的につかうなら「元銀行員が教える!超効率的な銀行業務検定の勉強計画の立て方」を参考に、ギリギリじゃない合格を目指して!

金融AMLオフィサー[基本]の解答速報
試験後すぐに解答を確認したい場合は、こちらのサイトがおすすめです。
こちらのサイトは、受験者の投票によって解答が多数決でわかる仕組みとなっています。
試験終了後は、サーバーが繋がりにくくなりますが、すこし時間をおいて確認することをおすすめします。
確実な正答ではありませんが、合格ラインの目安に活用してください。
約2万人が利用しています!
参考程度に活用してください!
銀行業務検定試験の合否通知は、試験後1ヶ月以降に郵送にて通知されます。
また、3日後の17:00〜経済法令研究会にて正答発表がおこなわれます。
確実な正答は、3日後!
金融AMLオフィサー[基本]の次に受けるべき試験は?
金融AMLオフィサー[基本]の上位級に金融AMLオフィサー[実践]があります。
内容も重複する部分が多いですので、[基本]を受験後、早めに受験することをおすすめします。
![金融AMLオフィサー[実践]のアイキャッチ画像](https://kijineko55.com/wp-content/uploads/2019/04/kinyuaml-zissen-320x180.png)
中堅行職員の方が受けるコンプライアンス試験としては、金融コンプライアンス・オフィサー2級、金融個人情報保護オフィサー2級があります。


営業店のマネジメント力を図る試験としては、営業店マネジメントⅡや金融リスクマネジメント2級などもおすすめです。


いまは、新設された試験で「外貨建保険販売資格試験」を受験する方が多いです。
2022年までに必須の資格です。
まだ取ってないひとは早めに取得を!

まとめ
- 一般行職員を対象としたマネー・ローンダリング基礎知識に関する試験
- 合格率は平均86%、難易度は初級レベル
- 対策問題集を中心に、9割以上暗記を目指す
- 学習期間の目安は3日間