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【ソニー銀行のセット定期】金利は高いけどリスクヘッジの効果はあるの?

「ソニー銀行で外貨預金を始めたいけど、いきなりは不安」

「セット定期という商品の金利は高いけど、どれくらいリスクを減らす効果があるの?」

 

そんな疑問にお答えします。

*この記事は2019年4月15日時点の情報を掲載しています。

 

【ソニー銀行のセット定期】金利は高いけどリスクヘッジの効果は?

ソニー銀行のセット定期とは


円定期と外貨定期を同時に申し込みをすると、円定期の金利がアップする定期預金の仕組みです。

 

タイプ

 

セット25

セット50

セット75

外貨割合

25%

50%

75%

選べる通貨

米ドル or 豪ドル

選べる期間

3ヶ月 or 6ヶ月

最低預入金

40万円

20万円

 

以前は、NZドル・ユーロなどの通貨の取り扱いもあったようですが現在は米ドルと豪ドルの2種類に限定されています。

また期間も1年がなくなり、3ヶ月と6ヶ月の2択になっています。

好きな金額×通貨×期間を自分で選ぶことができるので、無理のない範囲で外貨預金を始めることができます。

 

金利

現在のセット50の預金金利は以下の通りです。

参考:ソニー銀行

試算

たとえば、100万円を

  1. 3ヶ月 円定期に預けた場合
  2. 3ヶ月 USD セット50に預けた場合
  3. 3ヶ月 USD 外貨定期預金に預けた場合

の試算をしてみます。(外貨為替コストについては省略しています)

 

3ヶ月 円定期に預けた場合

 

円定期

金利

0.66%

預入金額

1,000,000円

受取利息額(税引後)

19円

 

TOTAL:1,000,019円

 

3ヶ月 USD セット50に預けた場合 購入時(1USD:100円)

 

円定期

外貨定期

金利

0.66%

2.00%

預入金額

500,000円

500,000円相当

受取利息額(税引後)

655円

17.75米ドル



満期時点で円安(1USD=120円)だった場合

 

円定期→500,655円

外貨定期→5,000米ドル+17.75米ドル=5017.75米ドル

円に換算すると602,130円

TOTAL:500,655円+602,130円=1,102,785円

 

満期時点で購入時と変わらなかった(1USD=100円)場合

 

円定期→500,655円

外貨定期→5,000米ドル+17.75米ドル=5017.75米ドル

円に換算すると501,775円

TOTAL:500,655円+501,775円=1,002,430円

 

満期時点で円高(1USD=80円)だった場合

 

円定期→500,655円

外貨定期→5,000米ドル+17.75米ドル=5017.75米ドル

円に換算すると401,420円

TOTAL:500,655円+401,420円=902,075円

 

3ヶ月 外貨定期に預けた場合 購入時(1USD:100円)

 

外貨定期

金利

2%

預入金額

1,000,000円相当

受取利息額(税引後)

35.47米ドル



満期時点で円安(1USD=120円)だった場合

 

外貨定期→10,000米ドル+35.47米ドル=10,053.47米ドル

円に換算すると

TOTAL:1,206,416.4円

 

満期時点で購入時と変わらなかった(1USD=100円)場合

 

外貨定期→10,000米ドル+35.47米ドル=10,053.47米ドル

円に換算すると

TOTAL:1,005,347円

 

満期時点で円高(1USD=80円)だった場合

 

外貨定期→10,000米ドル+35.47米ドル=10,053.47米ドル

円に換算すると

TOTAL:804,277.6円

 

試算まとめ

 

円定期

セット定期

外貨定期

円安

 

1,102,785円

1,206,416.4円

1,000,019円

1,002,430円

1,005,347円

円高

 

902,075円

804,277.6円


円定期とセット定期を比べて

円定期のみに比べて、円・外貨共に金利が高いため高い利息を得ることができる。

為替が変動しない場合でも、円定期の利息に比べて10倍以上の利息を得ることができる。

しかし、為替が円高に触れた場合は円定期の利息を含めてもその元本を割ってしまう可能性が高いことがわかった。

ちなみに99.60円を下回ると元本が割れる計算になります

やはり外貨の特性である為替リスクが大きいため、
期間が短く、金利の上乗せ分も小さいセット定期ではリスクヘッジをすることはできないと言えそうです。

 

外貨定期とセット定期を比べて

為替が変動しない・円安時にはやはり外貨定期一本の方に軍配が上がります。

しかし、円高時を見ると元本を下回る金額はセット定期の方が小さくなります。
リスクヘッジという点では、分散投資という意味でセット定期にメリットがあると言えそうです。

 

結論:リスクヘッジ効果はわずか

外貨定期のリスクである為替リスクをカバーできるほどの円定期の金利ではないということが言えそうです。

 

セット定期の魅力

リスクヘッジ効果は小さいことが分かったけど、じゃあセット定期にはどんな魅力があるのでしょうか?

 

外貨初心者におすすめ

外貨を初めてトライする人にはおすすめだと言えそうです。

例えば、100万円の余裕資金がある人が運用を始めたいと思った場合
全額を投資するのではなく

分散投資というリスクヘッジを取り、セット定期に申し込むことが良いといえそうです。

 

そもそも外貨定期を検討している人にもおすすめ

元々、外貨定期を検討している人は他に資金があるのであれば
ついでに高い円定期の金利がついてくるのでお得ですよね。

 

セット定期のリスク

元本保証でない

外貨定期預金部分のみについてですが、元本保証でないため、預け入れた時よりも元本を下回る可能性があります。

 

為替リスク

これも外貨定期預金部分のみについてですが、為替の影響をうける為替リスクがあります。購入時よりも円安になったときは利益を得ることができますが、円高になったときには損をすることがあります。

 

外貨預金のおすすめはソニー銀行

為替コストが安い

今回の計算では為替コストについては考慮しませんでしたが、外貨定期預金を購入する際、また換金する際は為替コストが発生します。

ソニー銀行では片道4銭〜15銭ほどで取引できます。

また、毎月アメリカの雇用統計の日に合わせて、為替コストを下げるキャンペーンをしています。キャンペーンの時に申し込みをするとさらにお得です。
ちなみに雇用統計の日は月初の金曜日です。

 

外貨をそのまま海外旅行で使える

もし、外貨が満期時点で割れていた場合でも、そのまま外貨定期預金として運用することができます。自分のタイミングで為替が良い時に解約することができるのがいい点ですね。
また、ソニー銀行のSony Bank Walletを使うと海外旅行でそのまま外貨を利用することができます。

 

Sony Bank Wallet については後述します。

 

まとめ

  • セット定期のリスクヘッジ効果はわずか
  • セット定期のメリットは分散投資ができること
  • はじめて外貨預金を始めるならば、セット定期で分散投資をするのがおすすめ
  • 為替コストの低いソニー銀行で始めてみてはいかがでしょうか?